こんにちは!トムさんです!
私は「お金に強くなりたい!」と思い、お金に関係する勉強を続けています。FP3級は取得することができたので、FP2級も取得できるよう今も勉強に励んでいます。
ですが、実態としては「ちょっと難しくない?」「細かすぎるわ!」「誰が作ったんだよこのルール!」とツッコミながら取り組んでいる状態で、大変苦労しています。
また、FPの勉強を通してお金の知識を身に着けるだけでなく、自分自身の「人生」とも向き合って日々格闘しているような気もします。
そこで今回は、FP学習のプロセスで私が何を感じて何を思ったか、生々しい葛藤を語っていきます。
この記事を読んでくださる皆さんも、「お金」や「FP」に興味がある方が多いと想像しています。そんな勉強熱心な皆さんと一緒に私も成長していければ嬉しく思います。そして、試験を受ける人は一緒に合格しましょう!
FP試験勉強の体験談
6科目とボリュームがすごい!
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
FPは3級も2級も6科目が出題範囲となっていて、情報量がものすごーーーく多いんです。知らない単語やルールがあると、テキストを読み込むだけでもそれなりの時間がかかります。
知らない内容だから読んでいても眠くなるのに、それがどのように問われるのか分からなければ解答することができません。そのため、人によっては繰り返し過去問を演習する必要があると思います。
私はインプットもアウトプットも何度も繰り返さないとすぐに頭から抜けていくので、非常に困っています。1科目や2科目をやっとのことで演習して、5科目や6科目を学習していると最初の方の記憶がなくなっているんです。。。。
そして「また同じところで間違っている….」と落ち込んでしまいます。
どうやら、人間はインプットした知識を2週間に3回くらい使うと長期記憶として残りやすいようです。理論上は2週間に6科目を3周することになってしまいますが、これはほとんどの人は難しいと思います。ですから、覚えたい箇所を短期間に複数回取り組むことを意識すれば膨大な量も対処することができそうです。
試験時間や問題文が長い
- FP3級学科120分
- FP2級学科120分
- FP3級実技60分
- FP2級実技90分
FPの試験時間は午前と午後に分かれていて集中力も大事です。また、FP3級では2択や3択問題が多く、比較的選択しやすい形式となっています。
一方でFP2級の問題は4択や〇×を4問まとめて正答する必要が出てくるだけでなく、1文1文が長くなっているため、正誤の判断ポイントを見つけるのにエネルギーが必要です。長すぎて「なんだよそれ!」と途中で嫌になります(笑)
法令が細かすぎる
皆さんMECE(ミーシー)ってご存じですか?「漏れなく、ダブりなく」と訳されるロジカル・シンキングに手法の1つなのですが、FP周辺の法令や規則ってまさにMECEで作り込まれていると感じます。
〇〇年以降は対象、この場合はこの基準を満たしていなければならない、という抜け穴を潰すような言い回しがよく出てきます。ただでさえ問題文や内容を読み込むのが大変なのに「長ったらしい!」とイライラしてしまいます。
しかし、全ての国民のあらゆるパターンを網羅(抜けなく漏れなく)しようとするとそうなってしまうんでしょうね。ある意味、法律が公平であろうとし続けてきた結果が、あらゆる縛りを作っているんだと感じざるをえません。
とはいえ、
「法律やルールやサービスを作ってきた人達、シンプルに頭良すぎません?」
もちろん100点満点の国の運営はできるはずありませんが、少なくとも日本で飢餓で死ぬことはないし豊かです。さらにはFP試験のように体系的に学べる環境が整っています。
時間をかけてじっくりと整備されてきたルールを、私達はお膳立てでパスされているわけですね。文句も言いたくなりますがぐっと堪えて、先人達の知恵と労力に感謝して演習を繰り返していきましょう(笑)
言葉が難しすぎる
とはいっても、少し単語が長かったり難しかったりします。もっと単純なルールや覚えやすい言葉にしれくれれば、親しみやすいのになーと感じます。百歩譲って自分が理解したとして、家族や友人に分かりやすく説明するにはどうしたらいいかと頭を悩ませます。ルール上は正しくても、普通の人はそのまま伝えられたら全く響きません。
ジャイアンのように
「俺の物は俺の物、お前の物は俺の物」
と国や為政者が暴走してしまわないように、確定申告という国民自らが申告できる制度があるんだよ!これは歴史からみると、国民に優しい制度になっていて、
「のび太さん、もっとこうした方が良いわ」
と諭してくれる、しずかちゃんのようだよね!
うーん、ちょっと無理があるかな(笑)
でも、こうやって勉強していくと楽しくなります!
知らなきゃ分からない
FP試験は科目や情報量が多いため、一定数暗記に頼るしかないように思います。言葉の言い回しが明らかに変だったり極端だったりする場合は選択肢から外すことができます。ただ、そもそもの前提知識がないと解答できない内容も多くあります。どんな試験勉強でも同じことが言えるかもしれまんが、試験問題に慣れ親しんで内容を知らねば分かりません。
自分を知り、ルールを知る
勉強していくと、世の中や社会がこのように成り立っていたんだ!と少しずつ分かってくるような気がします。たくさん勉強して、資格も取得して、基礎教養を身に着けることができたら、もっと自分自身に問いかけていく必要があります。それは、自分のお金と幸せのバランスがどこにあるかを探ることです。
稼いだお金を何にどのくらい使えば自分が最もハッピーでいられるか把握できていますか?それは多額のお金を必要としますか?それとも少額で足りますか?
例えば、食べ放題のバイキングに行ったとして、好きな物を全部食べようとしても食べきることはできません。ほとんどの人は、食べられる量や満足感を感じられる上限があるからです。
お金がもっと欲しい、もっと使いたい、もっと貯めたいという欲求が出てきてしまうのは誰にでもありますが、切りがなくなってしまうと大変です。お金は効果的に使えなければ何の意味もありません。
皆さんが心の底から好きなもの、好きなこと、充足感を得られることにお金を使うことができていれば、自然と数字にもお金にも強くなって、幸福度も増していきます。
とはいえそんなことは分かっているし、会社や日常生活でやるべきことは分かっているのだけど、なかなか抜け出せないという人もいるでしょう。私も決して偉そうなことは言えません。試行錯誤を繰り返しています。
だから、謙虚に学んで人生を修正して、向上してという成長の螺旋階段をドンドン登っていきたいと思っています。
人生一筋縄にはいきませんが一生懸命に生きて自分らしい生活を実現していきましょう!
それではっ!