こんにちは!トムさんです!
先日、久しぶりにディズニー映画を観ました。タイトルにもある通り『リメンバー・ミー』
ディズニー映画って本当によくできていますよね。とても面白かったですし、まだ観たことない人にもオススメできます。
ネタバレしないように、あらすじの範囲内で考察していきますのでよろしくお願いいたします!
日本でいうとお盆の文化
日本ではお盆になると、ご先祖様の供養のためにお墓参りをしたり、家族で集まったりすることも多いと思います。映画『リメンバー・ミー』でも、先祖代々を供養する儀礼が行われます。
メキシコが舞台の物語ではありますが、家族とのつながりを大切にする文化は世界でも共通なのだなと感じさせられます。
この映画の中では、靴屋の家系で音楽が禁じられています。日本の家系においても、家と家の文化の違い、考え方の違いは衝突することはよくありますね。
自分の家系、あるいはパートナーの家系のルーツを改めて整理してみるのも面白いな、と思わせてくれる映画となっています。
生と死
先祖を祀るというところからも、故人が何をやっていたか、というのが表現されています。たしかに、私達も祖父母がどんな人だったか、曾祖父母(ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん)は何人きょうだいだったか?などと、1度は会話したことがあるのではないでしょうか?
突然ですが、後世を生きる私達は、ご先祖様がつないでくれたバトンに対して何を想いますか?
あるいは、自分達が死んだときに、後世の世代にどんな記憶を残したいですか?
ディズニー映画ではありますが、死の世界について語られており、「終わりを思い描く」という大切な思考に触れることができると思います。
自分が死んだとしても、一緒に生きた人達にどんな記憶を残したいか、これを揺るがずに持ち続けていれば、今日も明日も来週も力強く生きることができるはずです。
大切なもの
私達が大切にしたいものは人それぞれです。とはいえ、父や母がいなければ私達は生まれていません。両親もまた両親がいて、世代はずっとつながっていきます。もちろん、複雑だったり、うまくいかない環境で、親や家族というものがよく分からない人もいるのかもしれません。ただ、つながりの中の自分が理解できると、尊い気持ちになれると思います。
決してスピリチュアルなことを言いたいわけではなく、自分が大切に思えてくると、道端ですれ違う人の家族や友人のつながりも少し理解できるような気がして、優しくなれると思います。
ディズニー映画ってこのような本質的なところを、色彩豊かに分かりやすく伝えてくれているようで、やっぱり好きです。興味がある人はぜひ観てくださいね。
それではっ!
「終わりを思い描く」についての参考文献