こんにちは!トムさんです!
阪神タイガースが38年ぶりの日本一になりましたね!おめでとうございます。
岡田監督がベンチで食べていた「パインアメ」がさらに売れるかもしれませんね。
さて、タイトルにもある通り、残業なしを1年間続けてみて感じたことをまとめていきたいと思います。
両極端を経験する
残業なしを1年間続けてみたのは事実なのですが、私は入社してから3年くらいは法定ギリギリの残業時間が毎月でした。(月45時間、年間540時間)
しかも、残業時間に加味されない長距離移動がありました。さらに休日であっても深夜も早朝も関係なく電話やメールの対応をしていて、気の休まるところを知りませんでした。
部署移動で転々とするうちに、残業なしでもやりくりできる部署へたまたま配属されました。
とはいえ、最初から残業なしだったわけではありません。とても良いタイミングがありました。
物価やエネルギー高騰の影響
22年はロシア・ウクライナの問題が勃発し、エネルギー価格に大きな打撃が起こりました。各家庭や企業へのインパクトも大きく、「電気・ガスの値段が高いなー」と感じた人も多いのではないでしょうか?
さらにはじわじわと広がってきた食料品や日用品の値上げラッシュ。家計を悩ませているのは間違いありません。
そこで私の会社でも例外なく、「経費削減せよ」「生産性を上げよ」というムードが醸成されていきました。
そこで私は、「今までの仕事の仕方ではいけないな。残業代だって会社にとっては経費だから、やることやってサクッと帰ろう」と決意しました。
定時で帰る人という認識がされる
良くも悪くも定時で帰る人という印象を持たれます。あまり会話したことのない後輩からも「定時になると帰っていますね」と言われるほどです。
そして、かつて一緒に法定時間ギリギリで仕事してきた部署のメンバーからも、「もう帰るの?」と言われたりしました(笑)
会社や上司に指示されていなかったり、誰にも求められていなかったり、残業代に見合うほどの成果を出せないと判断できたら、サクッと帰って、定時時間内でやりきろう。これを心の中で誓っていました。
幸い、上司の理解はある(期待値調整が大事)
いくら自分で格好つけて定時帰りしても、特に上司によく思われていなかったら会社員は終わってしまいます。しかし、私の場合はそこの期待値調整をある程度できていたようにも思います。
いつまでにどのくらいの質で完成させる必要がある仕事か、細かく確認するようにしていました。「今日中」とか、「なる早」では曖昧なので、明日でもいいか?今週中でもいいか?という期日や品質をしっかりと会話しました。
影響される人が出てくる
自分が定時帰りを継続していると、上司や部署内の人も短い時間で成果を上げて切り上げようという雰囲気が出てきました。
1時間かかる業務を45分にできないか?帰れる日は帰って体を休めよう。定時で上がってサクッと30分飲みにでもいくか?など(笑)
私は頻繁に飲み歩く人間ではありませんが、適度にコミュニケーションをとるのはありだと思っている派です。(建設的な会話に限る)
肩の力を抜いて美味しいものを食べたり飲んだりする時間は関係性の構築には役に立ちますね。
既存業務を圧縮したり、取捨選択していると、何かと新しい動きにもつながります。
残業代は減る
年間で500時間はあった残業がほぼゼロになるわけですから、とんでもない金額が減ってしまいます。物価は上がるし、賃上や減税って言ったって限度はあるし、手元に残る金額は明らかに激減。
一方でメリットもたくさんあります。
- 簿記やFPなどの資格試験にチャレンジする余裕が生まれた
- 好きな映画やドラマを鑑賞する時間ができた
- 睡眠やリラックスする時間を増やせた
- 家族との食事の時間が増えた
お金ってどんなにあっても使う時間がなければ意味がないですし、仕事やお金も大事ですが自分や家族の健康と心の豊かさを最大化していくことも大事です。
このバランスをどのようにとるかは人それぞれになりますが、自分は仕事もプライベートも両立していくスタイルを目指したいと思っています。
どちらにも良さがある
ガンガン残業して、夜中だろうと早朝だろうと仕事していたときはそれはそれで楽しかったです。一方できっちり管理して定時で帰るというのは業務上での楽しさは減ります(無駄を省いていく感じが殺伐とする)が、プライベートは充実します。
楽しくて仕方がない仕事を取り組んでいる場合は、好きなだけやりきった方がいいかと思っています。(もちろん、立場や役職やルールに合わせて)
とはいえ、仕事をしていると全てが完璧な時間であり続けることの方が難しいのも事実。色々なしがらみが残っていたり、理不尽に振り回されたり、人生の主導権が持っていかれてしまうこともあります。
私達の人生のステージに合わせて取捨選択していきたいポイントですね。
まとめ
私は、今は残業なしを継続できていますが、いつまでこの環境が続くかは分かりません。会社や上司の方針、同僚や他部署の状況など、あらゆる複合要因で変化すると思います。常に100点満点は難しいですが、自分にとって悪くない、後悔しない選択を続けられるように動いていきたいと思います。
試行錯誤やモヤモヤを抱えつつも、自分の人生をしっかり生きよう!それではっ!