ライフハック

コツを掴むのには時間がかかる

こんにちは!トムさんです!

今日は、コツを掴むのには時間がかかる、という話をしていきたいと思います。

皆さんは物事を進めるときにコツをおさえていますか?

仕事をするにしても勉強をするにしても、本やインターネットにハウツーは溢れていて、その通りにやりきれば上手くいくことは多いと思います。

しかし、教科書通りに全てをこなせば全員が大谷翔平選手のようになれるわけでもないし、ウサイン・ボルトのように世界一の足の速さになれるわけでもありません。

きっと、個人の能力や才能、性格や環境などの様々な要因が重なってくるため、型にはめて議論をすることは難しいのだと思います。

とはいえ、私達は自己ベストを目指して日々頑張っているはず。もっといい点数をとりたい、もっと成果を出したい。そこにはあらゆる試行錯誤があるのは間違いありません。

結果を出すまでのプロセスで苦労したり、モヤモヤしたりするのは私だけではないと思いますので、「コツ」について深堀りしていきます。

それができれば苦労しない

いきなり元も子もないタイトルかもしれません(笑)

先生や先人の知恵を借りて、アドバイスを受けるものの、「その通りにできたら苦労なんてしないんだよね」と思ったことは何度もあるのではないでしょうか?

分かってるよ。分かっちゃいるけどできないんだよ!と心の叫びが聞こえてきそうです。

例えば、簿記検定やTOEICの参考書には、「本書の使い方」「トレーニング手順」というものが明示されていて、ネットにある情報とも同じようなことが書いてあります。その通りに進めてはいるんだけど、すぐに忘れるし覚えられないし、できるようになりません。

根気強く継続しても、実戦形式になると太刀打ちできなくなり、やる気が消滅していきます。努力が実る道筋も見えないし、苦痛だし、面白くもないしとネガティブな考え方がグルグルとまわって、結局は投げ出してしまう。そういった人がほとんどだと思います。(私がこのタイプ)

求められているアウトプットに対して、自分の立ち位置がはっきりと分かり、そのギャップを埋める方法、かかる期間、具体的な道筋を立てて実行できる人はエリートだと思います。エリートも特定の分野において他者と比べて優位があるということが多いですね。完璧人間はいませんから、誰もが何かに欠けているはず。

欠けていることが悪いということではなく、自分に合った適切なアプローチができるようになるには様々な知識や経験を総動員させ続けないといけないんでしょうね。

このことを受け入れることができるかどうかで見え方は違ってくるはずです。

具体的な目標なんてない

コツを掴むも何も、目標もなければやりたいことも分からないよ、という人も多いと思います。魔法のような解決策があるなら嬉しいですけど、そんなことには期待できません。人生ってなぜか、良いことや悪いことは繰り返しやってきたりもします。

とにかくお金持ちになりたい、一生遊んで暮らしたい、何かで1番になりたい、美しくなりたい、旅行したい、あらゆる欲望や願望はだれもが持っていると思います。実現可能な範囲から実現不能なものまで色んな考えがあるはずです。

総理大臣になって国を変える!という野望を持ったとしても、無理です。超エリートだったとしても総理大臣になれるかなんて分かりません。このような非現実的なことを思い描いても仕方ありません。

自分がギリギリ達成できるかな?というラインで設定していくのが良いでしょう。走り高跳びで100㎝を飛べるとしたら、101~105㎝を設定していくイメージです。このような目標の立て方なら1人1人に最適化しやすくなるはずです。

それでも、何も思いつかないという場合は、「こうはなりたくない」というのから考えるのも良いと思います。

めちゃくちゃ嫌いな人がいるとしたら、あなたはその人のようにはなりたくないと思っているはずです。嫌いな人の部分を自分ならどのように良い方向に持っていけるかなと考えると面白いですよ。

私の体験談で言うと、オフィスでこんな会話が聞こえてきました。「TOEICって受けたことある?自分は50歳過ぎてるし今更英語なんて無理だな。定年まであと少しのカウントダウンだし逃げ切りたい。」と、年下の従業員に対してボソッと言っていた姿を見て、格好悪いなと思ってしまいました。

その人の気持ちは分からなくもないですが、そんなことを上司や先輩が言って後輩が仕事でやる気を出すことは少ないと思います。

別にTOEICが偉いとかそういうことではなくて、挑戦したり、学んだり、向き合ってくれたりする仲間が近くにいるから頑張れるんじゃないかな?と私は思いました。そのため、自分がおじさんになったときは、そんな悲壮感を周囲に与えてしまわないように生きよ!と心の中で決意しました。

「なりたくない」という最悪なイメージが具体的であればあるほど、1歩前に進む原動力になりますよ!

皆さんが思い描く最悪な状況やイメージはなんですか?

自分なりのスタイルを見つける

学習法や仕事術のノウハウは世の中にたくさんあります。それらは多くの人に当てはまるように抽象的な表現になっており、個人にカスタマイズされた具体的な方法ではない場合も多いです。自分なりのスタイルを確立する前にほとんどの人は諦めてしまうし、だからこそチャレンジする価値があると思います。数ヶ月で結果が出る人もいると思いますが、5年から10年という時間軸でやっと感覚を掴む人もいるはずです。

自分なりのスタイルやコツを掴むのには、そのくらい時間がかかってしまうものなので、どうしてもやる気が起きない時もあるかと思いますが、ちょっとずつ工夫して頑張っていきましょう!

それではっ!

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こんにちは!トムさんです! このブログでは、健康やお金を中心に様々なライフスタイルの向上に役立つ情報を発信していきます。 日商簿記2級、FP2級、ビジネス会計検定3級を保有しています。