こんにちは!トムさんです!
先日、Yahoo!ニュースを眺めていたときに、
「8歳で簿記3級に合格」という記事が目に入りました。
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1109758
1人の少年が8歳という若さで簿記に合格したことに驚きと感心が止まりませんでした。
私は大人になってから簿記を勉強しましたので、簿記に合格したという意味でいうとこの少年とほぼ同級生かもしれません(笑)
自分がもし、「10歳前後で簿記を学習するとしたら」という思考を巡らせたのでまとめていきたいと思います。
それでは早速いきましょう!
お小遣い帳をオススメする
8歳~10歳くらいというと、掛け算の九九を覚えたり、割り算や検算を覚えるくらいと思います。四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の基礎を固めていくのが小学生ですよね。たしかに、四則演算さえできれば、簿記の学習はできると思います。しかし、簿記会計の独特な単語や概念があるため、大人でも難解であるのが普通です。
とはいえ、このくらいの年齢の少年少女は、お小遣いやお年玉が大好きですよね(笑)
私自信もお年玉やお小遣いを一生懸命貯めてゲームを買っていました。自分が欲しいもののために頑張れてしまうし、お金の魔力に気が付き始めるのも10歳前後です。
もし、あの頃の自分に簿記的なアドバイスをするとしたら、
「お小遣い帳を作ってみたら?」
と言いたいです。
もちろん、何にいくら使ったか全て記録する必要はありません。小学生がそんなことしていたら変態です(笑)(もし、やってたらすごいけど)
具体的には縦線を書いて、左側に残金(手元にあるお金)、右側に使ったお金。
そして、左下に最終的に残った金額を書くようにします。
分かる人ならもう分かりますね。自分のバランスシート(貸借対照表)の完成です。
年に1回でもいいし、半年に1回、あるいは、3か月に1回、理想は毎月かな?
このお小遣い帳を記録していけば、自分の現在地や将来のキャッシュフローを予測する力が身につきます。
例えば、毎月のお小遣いが1,000円だったとしたら、3か月で3,000円になるな。という感覚を掴むことです。お正月には祖父母や親戚の方々からお年玉をもらえるからお小遣い帳の記録も捗るはず!
最近の子は使うのだろうか。やっぱり小学生の自由帳はジャポニカ!ジャポニカ学習帳♪
お小遣いを増やしてほしい
子供にとって切実な願い、それはお小遣いを増やしてほしいということでしょう。お小遣いちょうだい!お小遣い増やして!と子供を持つ親なら1度は言われたことがあるのではないでしょうか?
お手伝いしてくれたら、いい子にしていたら、頑張って成果を出したら、とあの手この手で親達は条件をつけてきます。
これは大人の世界でも同じかもしれませんね。もっと評価してほしい。給料を上げてほしい。何歳になっても同じようなことを繰り返しています。
入ってくるお金がどのくらいで、何にいくらを使っていて、どのくらいを必要としているか、というのを認識するためにもお小遣い帳は役に立ちそうです。
親を説得するための材料を集めるために、子供たち自身が考える力が身につきます。
何かの本で読んだことがあるのですが、お小遣いが欲しいと言われた親が、将来にかけて(22歳くらいまで?)渡すであろうお小遣いを一括で支払うか、毎月定額で支払うか選びなさいという親子の話がありました。
お金に興味関心が出てきたタイミングで適切な教育をするのは大いにありだなと感じます。
お小遣いの元となっている原資はどうなっているのか?というところまで思いを馳せることができる子供がいたら素晴らしいですね。
そういった面からも簿記の学習ってやっぱり素晴らしいと思ってしまいます。資格試験の勉強までいかなくても、基本的な考え方はお小遣い帳からも十分吸収できるはずです。
まとめ
1人の少年が簿記3級に合格したエピソードから、お小遣い帳の活用について話をしてきました。お金の話って行き過ぎると疲れたり、嫌われたりしてしまいますが、私達の生活に直結する大事な分野でもありますので、楽しく学び続けていく工夫が求められますね!
全員が全員簿記を勉強する必要はないかもしれないけど、より多くの人達が豊かで自由な人生を手にできればいいのになと思って終わりたいと思います!お小遣い帳や家計簿を見直してみよう!それではっ!