こんにちは!トムさんです!
突然ですが皆さん、人間関係で疲れることってありませんか?
私は頻繁にあります。感受性が高すぎるというか、情報を取り込みすぎて気持ち悪くなってしまうこともしばしば。「繊細さん」なんて言われるHSP(Highly Sensitive Person)に近いのかもしれません。
「ちょっと、この人合わないかな」くらいならいいのですが、暴力的発言の多い上司や先輩が会社にいると大変です。法令とか社会通念上どうなのよ?と論破したくなるような事案にも多々直面した経験もあります。
生きていると本当に色んなことがありますね。痛みを伴うし苦しいし、そんな経験なんてしたくないけど、誤魔化しながら、乗り越えていくしかありません。
悩んで悩んで悩み散らかして、たくさん本を読んだこともありました。最近、また新しい発見を得たので、私のもがき苦しんだプロセスと一緒に本も紹介していければと思います。ぜひ参考にしてください。
多面的に考える、そして自己否定
ある程度大人になると、意味や意義、その時代や役割に則した最適解を求められたりすることがあると思います。分かりづらいと思うので、少し掘り下げてみます。
- 誰かの役に立ちたい
- 夢や感動を与える仕事がしたい
- 自分の好きで誰かに貢献したい
このような、真っすぐで素直な感情を誰でもきっと持っているはずです(特に子供や学生のとき)。それらを実現するために、やりたい仕事や自分に合った業界や会社を見つけて就職する人も多いでしょう。もちろん、そんなに綺麗にハマらないこともあるかと思います。
しかし、その後理想と現実のギャップに苦しんだりすることがあります。パラダイムシフトが起きると言われたりしますが、自分の年齢、趣味嗜好の変化、周囲の関係性の変化によって、物事の見え方が劇的に揺れ動く経験をする場合があるのです。
これまでは自分の心地よい方向に向かっていたはずのものが、急に居心地が悪くなったりします。
個人の正解と集団や組織の正解もケースバイケースで変化していきます。
違和感や嫌悪感で何かを見下してしまったり、そんな考えをする自分を否定してしまったり、何が本当で何が自分かも分からなくなるような経験もするかもしれません。
どんな感情であっても、それは自分の素直な感情であって、型に無理矢理押し込む必要は決してありません。しかし、それがどこまでも続くか分からない迷路のように感じてしまい、特に人間関係では心を痛めてしまうこともあるのです。
哲学者たちの答え
誰でも抱くような悩みに対して、哲学者と呼ばれるような賢い人たちは答えを出してくれています。(※原著とニュアンスが異なる場合はご容赦ください)
- いま、ここに集中して生きよう(ブッタ)
- 自分と他人の課題を分離しよう(アルフレッド・アドラー)
- ただ理解し受け入れる(スピノザ)
- 愚かさを寛容し、赦し合い、自由になる(ハンナ・アーレント)
ラクに生きていくためのヒントが書かれているような本には、あらゆる哲学や宗教の思想が反映されています。そして、大体同じようなことが書かれていたりします。
分かってるんだよ、分かっちゃいるけど、聖人のような生き方を簡単にできないし、急に良くなったりするように思えないんだよな。と反発したくもなります。
時と場所でコロコロ変わる
世の中諸行無常である。何かが有るということは無い。無かったところから生まれて、いつかは死んで無くなるだけ。こんな悟りの境地に達することができる人は多くないでしょう。
けれど、自分の得手不得手、才能の有無は、時や場所を選びます。コロコロを移り変わりゆくものです。
例えば、学校やチームでは野球が1番上手だったとしても、大谷翔平選手を前にしたら、勝てる人は0に等しいはず。
いつ、どこにポジションをとるかで変化していくということは、押さえておきたいポイントの1つです
まとめ
ここまで考察してきたような複雑な悩みを構造的にシンプルに説明してくれる本がこちらです。家族や会社の中でもグルグルと変化し続けているということが良く分かると思います。ぜひご一読あれ。それではっ!