こんにちは!トムさんです!
今日は「楽しいが継続するためのコツ!」というテーマで話していきたいと思います。
皆さんは何かにチャレンジしたり、継続しているものはありますか?夢中になったり、一生懸命になったりする姿は非常に尊く、輝いてみえます。そのような人をみたら応援したくなりますし、自分もまた応援してもらえるような人間でありたいなと思います。
私は、いくつかの資格試験にチャレンジしてきたのですが、テストそのものは大嫌い(笑)
けど、合格した時の高揚感や達成感は心地よいですし、自分が成長していくプロセスが楽しめているように感じます。
いくつもの挑戦をしているうちに、自分は嫌いなものに対してどのように向き合って乗り越えてきたのだろうと考えるようになりました。
そんな、私の体験談から、物事の継続のコツを考察していければと思います。皆さんの参考になれば嬉しく思いますのでぜひ気になるところだけでも読んでいってください!
過去の自分と比較して自己ベストを出す
試験や勉強がつまらなくなるのってこういう時が多くないでしょうか?
知識ゼロで何も分からない。分からないからできない。できないからつまらない。つまらないから眠い。そして続かない。。。
私も簿記やFPの試験勉強ではこんな感じでした。
一方で、赤ちゃんや小さい子を想像するとどうでしょうか?
「見て見て!」「あれ何?」と、頼んでもないのにあっちに行ったりこっちに行ったり、本当に自由奔放。気になったことをどんどん吸収していきます。そして、歩けるようになったり、しゃべれるようになったり、難しいことも少しずつできるようになっていきます。できるようになると嬉しそうな顔をしてアピールしてきます。もちろん上手くいかなくて泣きじゃくることも多々ありますね。
子供は今までの自分より成長を実感できるから新鮮だし楽しいんだと思います
大人になると経験値も増えて考える力がついてしまい、自分の成長を忘れてしまいがちです。
すぐに結果が出なくても、行動して試行錯誤した過去は決してなくなりません。過去の自分と比較すると着実に前に進んでいるということを認識できるようになると強いと思います。そのため、毎日簡単に記録するだけでも進捗が見えるようになり楽しくなってきます。
楽しいと続くようになってきます。続くと楽しさも増えていきます。ぜひ、過去の自分と比較して自己ベストを更新しちゃいましょう!
あきらめる力
ここまで調子のいいこと言っておいて突然あきらめろだなんて何を言い出すんだ?と思った方も無理はありません。
しかし、建設的に「あきらめる力」も大切だと私は考えています。言い換えると受け入れる力とも表現できるかもしれません。
何があろうとも、自己ベスト出していれば楽しく継続できるんでしょ?と思った人がいたら少し危険です。
なぜなら、私達の興味関心は日々変化し続けているからです。
少し想像してみてください。5歳、15歳、25歳、35歳、もっと上まで、5年や10年という単位で振り返ってみると、その時に興味を持っている対象って変わっていませんか?
もちろん、同じ分野でずっと活躍している人もいると思いますがごく少数。
自分の関心が変わっていくのと同時に人間関係や外部環境も大きく変化しているはずです。そうなると、楽しかったことが楽しくなくなったり、その逆もあります。
自分の力ではどうすることもできない問題はよく発生します。だからこそ、コントロールできない事象に対しては建設的にあきらめることも必要になるはずです。
毎日深夜まで勉強したり仕事したりして必ず成果が出るのであれば皆がやっているはず。(心身がボロボロになるのはもっと良くない)
物事は移り変わるんだなとドッシリと受け入れることで、今自分がやっていることに一層集中できるようになると思います。
グリットしすぎは良くない
グリット、やり抜く力というのは話題になっていたこともありますね。どんな困難にぶち当たってもやり抜く。そんな姿勢は素晴らしいですし、時にはそういう行動も必要だと思います。しかし、中庸や節度という言葉があるように、やりすぎは毒になりうることも心得ておかねばなりませんね。
ワクワクしながら取り組めているときは、ドーパミンが出て楽しいと感じているはずです。好きな映画やアニメを観たり、ゲームをしているときはそうかもしれません。楽しいが続いていると、「もっと!もっと!」と奮い立たせてくれるエネルギーになります。
しかし、これが行き過ぎるとストレスホルモンにつながって、楽しくない、つまらない、とうつうつとした気分になってきてしまいます。
多くの日本人は我慢ができてしまったり、辛抱強かったりすると思います。それを美徳化しすぎてしまうと、自分を傷つけてしまいかねませんので、楽しいが少しでも長く続くように工夫できるといいですね!
自分の中の「かたより」を探す
アニメ『サザエさん』を見ると、波平やマスオさんが会社で働き、フネやサザエさんが家庭を守る姿が描かれています。令和の時代からすると、少し違和感を感じる家族風景ですね。女性だって会社で働くし、亭主関白な男が家で偉そうにしているのも時代に合いません。
しかし、役割分担で考えてみると面白いと思います。
- 波平 :会社員5 家事2
- フネ :会社員2 家事7
- マスオ:会社員4 家事3
- サザエ:会社員3 家事5
会社員力、家事力を数値化してみました。
フネとサザエが会社員をすれば合わせて5の力となります。一方で波平とマスオが家事をすれば5の力となります。それぞれ足すと10ですね。
これをアニメの構造のままとすると、波平とマスオの会社員9、フネとサザエの家事力12で合計21となりました。
この家族の関係性においては、21を選択した方が力を大きく発揮できていますね。(それぞれが役割に充実感や楽しさを持っている前提です)
もちろん、フネやサザエの会社員力がもっとあるはずだという意見もあると思いますし、他の男性と家庭を築いていたら、女性の方が会社員力があったと考えることもできるはず。
このように、所属するメンバー構成で役割は変化するものです。自分の知識やスキルも同様で、どこに注力すると力が最大化されやすいか考えると成果も出しやすくなって楽しくなるはずです。
書類仕事が得意な人が商談したら力が弱くなりますし、その逆もそうです。
自分の「かたより」に目を向けることで、継続して楽しくできるものが見えてくるのではないでしょうか?
まとめ
自分が興味関心を抱いている分野で「楽しいが継続のコツ」であると話してきました。自分が豊かで充実していると思えることにお金や時間をバランスよく使うことで、楽しさも最大化され、物事の継続にもつながっていくと思います。
これさえあればいいという魔法はありませんが、色々なことが変化していく中で少しでも多くの時間を楽しんで充実したものになっていければ嬉しく思います。
それではっ!