こんにちは!トムさんです!
今日は、目の前のこと、目の前の人に集中していこうという話をしていきたいと思います。
皆さん、1日1日を全力で生きていますか?本当に自分が大切にしたいことに集中できていますか?
こんな問いかけをしている私自身もできていないなと感じたり、反省を繰り返している毎日です。
スマホや情報技術の発達であらゆるコンテンツの消費サイクルが加速していると感じています。
自分が小さかった頃のオリンピックやスポーツ競技は印象的で、記憶にも残っているし何度も繰り返し語りたくなるようなものだった気がします。
しかし、直近のオリンピックはアスリートのレベルがさらに上がっていて、見ごたえも増しているはずなのに、あれ?なんか金メダルをとった人や印象的に残ったという人が少ないなと感じています。
これは様々な要因が考えられますが、今日は情報の処理量が増して、私達の脳のメモリが少なくなってしまっているのではないか?という仮説のもとで私なりに深堀していきたいと思います。
私達は集中できていない
私達はちょっとした時間があれば、スマホを触ってしまいますね。TwitterやInstagram、YouTubeには膨大なコンテンツがあり、私達の興味関心を刺激し続けています。もちろん、能動的に情報を取りにいっている人もいるとは思いますが、多くの人はプラットフォームのレコメンドに乗せられて情報を消費していきます。
基本的に人間の構造は原始人と変わっていないはずだけど、現代人の生活はあらゆる刺激に晒されています。
次から次へと情報が脳に送り込まれるため、感動的な経験や体験を味わうリソースがどんどん減っているようにも思います。
1日に処理できる量や判断できる回数はそんなに多くないはず。それにも関わらず、優先度の高くないものに多くの時間や労力をかけてしまっている可能性がありますね。
キャパを余しておこう
- 笑顔で挨拶する
- 大切な人へ感謝を伝える
なんてことは人生で何度も聞いたことのあるような内容です。
しかし、私達の脳のリソースは思っている以上に使われてしまっていて、基本的なことさえもできなくなっているのではないでしょうか?
パソコンやスマホに囚われてしまっていて、「うっす。。。」「おはよぅございます。。。(目が死んでる)」ような人も増えてきた印象を持っています。
日本人は元々目を合わせなかったり、奥ゆかしい性格や文化を持っていると思いますが、気持ちの良い挨拶や雑談さえもままならないほど、脳が疲れ切っているような気がしてなりません。
ですから、リラックスをしたり、休息を多くしたりして、昔から大事だよと言われてきたようなことをもう一度振り返る勇気が必要だと感じています。
アンインストールする
テレビ、スマホ、パソコン、企業の広告やマーケティングが巧みにアプローチしてきます。これらの内容で頭がいっぱいになってしまっては、皆さんが大切に思っている人や物事に向き合う力が弱くなってしまいます。
一度取り込んだ情報はアプリをアンインストールするように忘れてみる感覚を持つといいかもしれません。
家族、恋人、友人、同僚と協力して生きていくときに、誰かの話に耳を傾けて、新しいアプリをインストールするような吸収力で向き合ったら、きっと関係は良くなります。
あの人の話面白かったな、また誰かに話したいな、感じが良かったから仲間の輪を広げたいなと繋がっていったのが、自然な人間を姿だったはずです。
あるいは自分が本気で取り組みたい仕事や勉強があるとしたら、そこに最大出力で挑戦できる環境を整えていくことが大事ですね。
自然を大切にする
ここで言う自然は状態のことを指しています。木や森を大切にしようというのではなく、人間の自然な状態を大切にしたいということです。
人類の長い歴史で考えてみると、こんなにも情報に溢れていて、目まぐるしい毎日を送っているのは不自然な状態です。
寝て、起きて、食事をとって、群れの中で協力して生きる。そして命を繋いでいく。このくらいシンプルなことを繰り返してきたはずなのですが、人間の欲や技術の発展は止まることを知りません。
技術革新の恩恵は有難く頂戴するものの、不自然さを取り込みすぎて生きづらくなるのは良くはありませんね。
ですから、皆さんが本当に大切にしたいことに全力で向き合える毎日、そして、いつかはその命を使い切る時まで自然な状態のバランスを大切に生きていきたいですね。
まとめ
人間は新しい経験や体験が大好きです。同じようなことを繰り返したり、インターネット世界を探索するだけでは得られないことがたくさんあります。
ちょっとしたチャレンジや変化が良い刺激をもたらして、今や毎日の大切なことへ全力で向き合うエネルギーになってくれるはずです。
それではっ!