【受容】「逃げちゃ駄目だ」と思っても良い！

こんにちは！トムさんです！

逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、

と、ひたすら連呼するものと言えば、

そう、『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するシンジ君のセリフですね！

知っている人も知らない人もいると思いますが、強烈なインパクトがあります。

簡単に説明してしまえば、シンジ君が理不尽や強烈なストレスをどう対処して良いか分からなくなって、精神的に追い詰められてしまう様子です。弱音を吐いて逃げ出したいのに、逃げさせてくれない、どうしていいか分からない。だから、何もしないし、したくもないという状態になってしまいます。

逃げることがいけないこと、良くないことのように感じてしまいますよね。

ところが、そんなシンジ君や自分自身、あるいは皆さんに対して、

「逃げちゃ駄目だ」と思ったっていいんだよ！という話していきたいと思います。

私達は自分に厳しい傾向がある

生きていると色々なことがありますよね。辛かったり、苦しかったり、もうダメだと感じていたり、叫びたくなったりすることもあるでしょう。「こんな気持ちになりたくない」「こんな状況は嫌だ」「本当の自分はこんなんじゃない」「自分がおかしいんだ」と苦しさがグルグルと繰り返されてしまう状況もあるかと思います。

思うようにいかなかったり、自分が不完全な存在であることを認めるには勇気がいります。

困難に直面しているときに、その苦しみと冷静に向き合るようになることこそが、しなやかに生きてくためのヒントになります。

どんなに汚い言葉や悪い感情が渦巻いても、それを感じている自分をそのまま受け入れていく練習をやっていきましょう。

自分が自分の敵になってはいけない

皆さんにも大切にしたい家族や友人、パートナーがいるかと思います。その人が、苦しい状況に直面していたとしたら、皆さんなら「何とか力になりたい」「自分のできることをしてあげたい」と思って、やさしい言葉を投げかけたり、やさしい行動で助けてあげるのではないでしょうか？

私達は誰かのために優しくできるのに、自分自身に対しては必ずしも優しいとは限らないようです。むしろ自分で自分の首を絞めてしまうような行動や言動、マインドセットに陥ってしまうことも多々あります。

だからこそ、どんな自分であっても、まず自分への優しさを忘れないようにしましょう。

自己受容の大切さ

ここでいう受容というのは自分の不安感や緊張感をありのまま受け入れることを指します。自分で自分を受け入れることが何よりも大切です。

日本に古くから伝わる言葉に「諸行無常」があります。これは世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということを伝えてくれています。昔の人は、人生が思うようにいくはずがないということを腹をくくって受容していたんですね。

そのような古典や名言集などから、西洋で研究がされて、セルフアクセプタンス（自己受容）という言葉で逆輸入されるようになりました。科学的にも証明されており、受け入れることの大切さがより一層感じられます。

・・・と思った

「自分は無能だ」「ダメな人間だ」などと、ネガティブな感情や言葉が自分を支配してしまう時、「自分は無能だ、と感じているな」「ダメな人間だ、と思っているな」と言い換えてみてください。

そうすることで思考と距離をとることができます。

「・・・と思った」自分をありのまま受け入れてみてください。

そんな自分も自分です。受け入れて、和らいで、許してあげてください。自分に心地よいフレーズであれば何でもよいと思います。

歌っちゃう♪

ネガティブな思考は歌に合わせて愉快に変換してしまいましょう。カエルの歌、メリーさんの羊、ハッピーバースデー等、簡単なものでもいいと思います。

話は少し脱線してしまいますが、日常の出来事を笑い話に変えてしまう天才はお笑い芸人さんですよね。同じ人間なのに、1つの出来事を面白おかしく話せてしまうのは本当に尊敬します。

芸人さんが面白く話を変換するように、私達も単なるネガティブな思考や言葉は歌に乗せて吹き飛ばしてしまいましょう！

キャラクターになりきる

歌が難しい場合は、好きなアニメや映画のキャラクターになりきるのはどうでしょう？

冒頭のシンジ君で例えるなら、

「おっと、自分の中のシンジ君が逃げちゃ駄目だと連呼している！」

と捉えてみるのもいかもしれません。キャラクターを活用することで、自分にこびり付いた思考を切り離せることができます。

自分におもいやりを持つ

自分自身に優しい言葉をかけたり、対策をとることは、甘やかしているのではないかと感じる人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。

自分におもいやりの気持ちを持つことは、セルフコンパッションといって賢い先生やお医者さんが研究してくれています。

不快感を感じている身体の場所、暴走してしまう感情や精神を受け入れ、受け止め、包み込み、抱きしめてあげて、自分に安心感を与えましょう。

まとめ

少し、支離滅裂なところがあると感じながらも、これが私だな、と思っています。そんな自分に気が付いているし、受け止め、認めたいと思います。

過去に学んでいて、改めて、受け入れることが大切だなとハッと気づかされたのでまとめてみました。皆さんがご自身を大事にされて、毎日を暮らしていけることを祈っています。

それではっ！

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