こんにちは!トムさんです!
本日は、簿記を勉強してコスト感覚を掴もう!という話をしていきたいと思います。
「お金を稼がなくても、お金を使わなくても生きていけるぜ!」という人はほとんどいないと思いますから、現代を生きる上でお金の知識は非常に大切です。もちろん、金さえあれば何でもいいというわけではありません。お金という概念では推し量ることのできない大切なこともたくさんあります。
とはいえ、私たちの生活の一部には必ずお金があり、お金に信用があるからこそスムーズな取引や快適な環境を作りだしているのも事実です。
だからこそ、社会での収支管理の基本を知っておく必要があります。基本が分かってくると、日本だけでなく世界中の経済活動がより身近に感じられるはずです。その土台となっているのが「簿記」や「会計」の領域。
面白い本もたくさん出版されていますし、日商簿記という資格も整備されています。ぜひ、それらを使って学ぶことをオススメしたと思います。
簿記や会計の基本が分かってくると、会社や事業活動のコスト感覚が掴めるようになってきて、きっと面白くなりますよ!
たくさんの伝票、レシートの集合体
簿記や会計というと、「財務諸表」という言葉が必ず出てきます。私はこの言葉だけで吐きそうになってました(笑)
「財務ってだけで難しそうなのに、諸表?諸国みたいに言わないでよ」
って本当に思っていました。
この財務諸表の中身を細かくしていくと、私達が普段受け取っているようなレシートをかき集めたようなものであると分かりました。
皆さんが、コンビニで梅と昆布のおにぎりを合わせて2個買って300円でした。
というとき、300円を支払ってレシートを受け取ると思います。
これと同じように、あらゆる事業主や会社が取引している内容は、レシート同様に伝票にまとめられます。
これら伝票を帳簿に記入する!とうのが、簿記なんですね!
さらに、入金かな?支払かな?原価かな?管理費かな?と振り分けていくのが仕訳です。これは、ゲームの「テトリス」や「ぷよぷよ」に似ています。
同じ色で集めたり、形を考慮して行を作っていくゲームで、綺麗に整うと消えていきます。(まるで仕訳の中での相殺消去)
資料まとめました!
たくさんのレシートや伝票を綺麗にまとめました!資料確認お願いします!
と出来上がってくるのが下記資料です。
- 損益計算書(PL)
- 貸借対照表(B/S)
- キャッシュフロー計算書(C/S)
はい、これらの言葉も難しいですね。四字熟語は聞いたことあるけど、五字熟語やん。。。
これらが財務諸表と呼ばれたりするんですね!
仮に1ヶ月の手取り収入が20万だとしましょう。
その内、20%分を食費として使っていたら4万円です。(さきほどの、コンビニで買ったおにぎりは食費として仕訳されるでしょう)
その他、家賃や水道光熱費、通信費など、必要なお金が14万円かかりました。(これらも適切な仕訳を実施する)
以上を踏まえると…..
- 1ヶ月の売上高(手取り)20万・収入
- 1ヶ月の原価や経費(生活費)18万・支出
- 1ヶ月の営業利益(余剰資金)2万・貯金
このようにまとめることができると思います。
毎月同じだったとして1年間ではどうなるでしょう?
- 売上高240万
- 原価・経費216万
- 営業利益24万
売上や営業利益などを表現できるのがPL(損益計算書)です。
毎月2万、年間で24万となる貯金は資産としてBS(貸借対照表)に記されます。
かなりざっくりではありますが、家計で起こりうるお金の流れと同様のことを株式会社でも行っているんだと思えるだけで見え方が変わってきませんか?
自分自身の給料、自部署の業績、同業他社の動向においても多角的な視点を持てるはずです。
まとめ
今日は簿記の基本的な考え方を学ぶとコスト感覚を掴めるようになりますという話をしてきました。
簿記を学んだからといって決して全知全能になれるわけではありません。日本人が国語辞典に書いてあること全て理解しているわけでなないのと一緒です。だけど、基本的なことを習得するとちょっとずつレベルアップしていけることは間違いありません。
私達の生活に密接に関わるお金のことだからこそ、これからも学び続けていきましょう!それではっ!
日商簿記 オススメ参考書
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漫画で楽しく学べるオススメ本(簿記とは関係ないですが面白い)
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