こんにちは!トムさんです!
今日は、「つみたてNISA」や「確定拠出型年金」をやってみようという話をしていきたいと思います。
ついこの間、会社でこんなことがありました!
事業所長と担当従業員が、「とある会社」の社長に会えるかもしれないとのことで商談のチャンスを伺っていました。
私は、たまたま、その会社とその業界についての記事を読んでいたので簡単に内容を共有しました。直近の経済動向を踏まえ、それが該当企業の経営方針や株価にも影響しているようです、という見解を伝えると、
「すごいね!本当に詳しい!株でもやっているの?」と聞かれたため、
「つみたてNISAと確定拠出年金をやってますよ」と答えました。
投資について気になっていたけど怖くてやっていない方々だったようで、今度詳しく教えてほしいと頼まれました。
私は簿記やFPを中心にお金についての勉強を積み重ねてきました。そのおかげで前よりは世の中の経済ニュースが分かるようになり、職場での会話のように情報交換の質やお金の情報感度が向上しました。
それは自分自身の人生に役に立つだけでなく、近くにいる人たちの役に立てるんだという自信にもつながりました。
そのため、今日は、「つみたてNISA」と「確定拠出年金」の概要を説明して、まだやったこのない人の背中を押していけるような、そんな記事にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
「つみたてNISA」「確定拠出年金」どっちを選ぶべき?
私はどっちかしか選べないとするならば、つみたてNISAを選択します。
どちらかと言うと確定拠出年金の方が難易度が高く感じます。
まずは確定拠出年金について、「ポイント」と「注意点」を以下のようにまとめてみました。
掛金に対して所得控除を受けることができる
通算加入期間が10年以上で60歳以降になったら受給できる
例えば、月に20万円の給与があって4万円の税金を納めていたとします。その場合は税率20%ですね。この給与の内、2万円を確定拠出年金で拠出すると、税法上の所得は20‐2=18で18万円とされて、18×0.2=3.6万円が納税金額となります。そうすると、給与は同じ20万円なのに、月4,000円も税金が安くなっていますよね?
これが確定拠出年金の税制上のメリットです。個人や会社によって掛金の上限は異なってきますが、節税効果が高い運用が可能のため検討の余地があります。
しかし、注意点にも記載している通りで、
拠出された掛金は原則として60歳まで引き出すことができません。人生100年時代と言われ、平均寿命も伸びている背景からすると60歳以降の引き出しもありなのかもしれません。とはいえ、私達がいつ病気や事故で死ぬか分かりませんので、60歳まで引き出すことのできないお金を積み上げるより、今を充実させた方がいいという考え方もあっていいはずです。
つまり、確定拠出年金は60歳まで使えないということも1つのリスクであることを承知の上で取り組むべきだと思います。
つみたてNISAは使いやすい
つみたてNISAでは、手元にある余剰資金を月100円から投資することができます。また、2023年までは年間投資額の上限は40万円ですが、2024年からは年間上限120万に増額となり、運用益に対する課税は無く、非課税の無期限化となりました。
最低額100円から投資ができる。
数日から1週間ほどで現金を引き出すことが可能(流動性が高い)
2024年から運用益が非課税で非課税期間が無期限化される
つみたてNISAの場合は、60歳まで引き出すことのできない確定拠出年金と違って、短期間で現金化することができます。自由自在に流動的に使えるというのがつみたてNISAのメリットだと言えます。
さらには小さな金額からお試しすることができるため、自分に合わないなという場合はやめてしまうこともできるし、やめたら現金として手元に戻してしまえばいと思います。(確定拠出年金ではこれができない)
そのため、投資に興味があって始めたいなという人は、つみたてNISAをやってみることをオススメします。
さいごに、私自身はどうなのか?
ここまで、まずはつみたてNISAをやろう、確定拠出年金はリスクを考慮してやろうという話をしてきました。そんな私自身はどうなのか?というと、冒頭でも触れた通り、どちらもやっています。
つみたてNISAと確定拠出年金の分は毎月貯蓄ができているという証であり生活の自信となります。最近は貯蓄の分のお金を使わなくても幸せであることがよく分かりました。もし、まとまったお金を使いたくなったときは、現預金から捻出したいと思います。それでも足りない場合は、つみたてNISAを引き出します。それをしても資金繰りが懸念される場合は、確定拠出年金とつみたてNISAの掛金を最小にするか停止させます。そうすれば大抵のことはうまくいきそうです。
人それぞれ人生に対する考え方は異なりますが、国が用意してくれた税制上のメリットを上手に活用していくと、今より不安を少なくして楽しく過ごしていけるような気がしています。そんな明るい選択を後押しできるよう周囲の人たちに優しくアドバイスしていきたいと思います。
今日の内容が皆さんの参考になっていれば嬉しいです。
それではっ!