こんにちは!トムさんです!
今日は新社会人に伝えたいお金の話をしていきたいと思います。
非常に繊細なテーマです。
お金の話を面と向かって会話することは親しい間柄でもなかなか難しくないでしょうか?
誰がどれだけ稼いでいるかなんて、ほとんどの人は分からないし、自分から言いふらす人もあまりいないと思います。
そもそも、他人と比較するものでもないし、お金を何に使うかなんて自由だし、だれかに押し付けたり、押し付けられたりするものでもありません。
でも、だからこそ、ポジティブで適切なお金の使い方ができるようにアドバイスをできたら嬉しく思います。私自身、仕事やお金に不安を抱えながら、なんとかここまで生きてきました。だからこそ、私なり試行錯誤の経験値が若い世代の役に立つかもしれません。
新社会人にとって参考になる内容ならば、それは先輩やベテランさんにとっても参考になると思います。できるだけ全ての人のためになるよう頭を悩ませて書いておりますので、どうぞよろしくお願いします。
自分から学びにいこう!
まずは自分から主体的に学びにいこう!ということを伝えたいです。学生生活や社会人1年目までは、先生や先輩がたくさんのことを教えてくれます。
理解のスピードが遅かったり、できるようになるまで時間がかかったり、ミスをしても、フォローをしてもらうことができるでしょう。もちろん、劣悪な環境で危険を感じるような場合は逃げたほうがいいですが、一般的には新人教育には力を貸してくれるはずです。中には「困ったら何でも言ってね。」「すぐに聞いてね。」と優しい声をかけてくれる先輩もいると思います。
それらは新人の特権ですので謙虚に質問してどんどん学ばせていただきましょう。郷に入っては郷に従えで色々な風習やルールもあると思います。それも分からないわけですから、聞き方には気を付けながら丁寧に学んでいってください。
1年目くらいまでは自分から何をしなくても、すべてのことが新鮮でどんどん吸収できます。しかし、一定の期間を過ぎて慣れが生じてくると、周囲もフォローしてくれなくなったり、自分自身も受動的になってきてしまいがちです。今までは常に誰かが用意してくれていたものが、突然なくなってしまうのです。
それもそのはず。
誰かの何かを解決してお仕事が成り立っているわけですから、自分だけがずっと与え続けてもらえるはずもありません。
だから、どんどん自分から学んでいく姿勢が大切なのです。
悩んだら本を買おう
学生生活の時と違って、思うようにいかなかったり、ギャップに悩まされたり、苦しんだりする場面が増えるかもしれません。信頼できる家族や友人、職場の同僚に相談することももちろんですが、ぜひ積極的に本を買ってください。自分の悩んでいることや気になっていることをまとめてくれている本が絶対にあります。
先人達が悩み散らかして凝縮してくれた知見を活用しないのはもったいないです。読書は苦手だなという人は漫画でもいいかもしれません。あるいはSNSで優良な情報に触れてください。
「これをやったら絶対にうまくいく!」なんてことは絶対にありません!(笑)
そんなこと分かっていたらみんなやってます。しかし、悩んでいたり、知識や経験が浅い場合は、悪質なものに引っかかってしまうリスクもあります。そういう悪いところに自分の大切なお金を使うのではなく、本のような良質でリスクが低いところにお金を使いましょう。なぜなら、自分に合わないなと思ったら読むのをやめたり売ってしまえばいいからです。
1冊1,500円程度ですし100冊買っても15万円です。15万円程度なら失敗しても痛くないでしょう。すぐに取りかえすことができます。その瞬間瞬間によって自分に必要な本も変わってきますので楽しんで本を買っていきましょう。
大型の本屋さんを歩き回って気になる本を買ってもいいし、Amazonなどで検索して自分に合いそうなものを買ってもいいと思います。
ぜひやってみてください。
FPを勉強しよう
社会人になって仕事をするようになったら、お金と無縁で生きることは難しいです。そのため、国や自治体、職場の制度がどうなっているか知るためにもFPの知識を学んでおくと有益です。実際に試験を受けなくてもテキストの中身をパラパラっとめくるだけでも良いでしょう。
どんな人であっても自分の人生に関係しそうなお金のテーマがあるはずです。しっかりと学んで人生を豊かにしていくことが大切です。
万が一変な人が寄ってきてしまった時に、自分に知識があれば大切な人を守ることもできるはずです。
経験や学習は最高の贅沢
自分の興味関心のあること・やりたいことを実現するために身銭を切って学びましょう。そして体験しましょう。それを繰り返しているうちにどんどん成長しています。考えてみたら、赤ちゃんの時から10何年経過しただけで、ものすごい成長を遂げていると思いませんか?それと同じくらい、それ以上に様々なことを吸収して成長できると思います。
学校の銅像にもあった二宮金次郎(尊徳)さんは、仕事をしながら学び、ろうそくの明かりで学び、嫌がらせをされても学び続けたそうです。
知らないことを知る。できないことができるようになる。モヤモヤしたことが晴れる。これは私達にとって最高の贅沢とも言えます。たくさん学べる環境にいることに感謝して、良質な学習体験をするために身銭をきって学んでいきましょう。
人生計画を立てて、経験に投資しよう
赤ちゃんから社会人になるまでの時間と社会人になってからの時間では体感スピードがどんどん速くなります。
そのため、10年スパンくらいでざっくりとした人生計画を立てるといいです。
例えば、20歳から30歳までの間にプライベートと仕事で達成したいことの計画を立ててみましょう。
そのやりたいことを実現するためには、どんな準備をしなければいけないか、お金はどのくらい必要か、どのくらいの期間で達成できそうか逆算していきます。あまり悩まずに全部やっていくくらいがちょうどいいです。健康な体と時間があるうちに、成し遂げたい経験は全部やっちゃいましょう。
やりたいことやっていくうちに、自分が何をすれば幸せなのか分かってきて、お金や時間を上手に使えるようになります。
年齢や人生のステージによっても変化すると思いますが、自分にとって適切なお金の使い方が分かることは良い経験を連鎖させることにつながっていきます。
収入と支出を最適化しよう
節約しよう!倹約しよう!という内容ではありません。20代のうちしかできないことや体験できないこともいっぱいあるはずです。出し惜しみせずにやりたいことは全部やっていきます。その上で自分の収入と支出をバランスとっていくことが重要だと思います。
奨学金を借りて高校や大学に行く場合もあるように、借金してでも体験したいことがある場合はやったほうがいいでしょう。天災や事故・病気・ケガ、自分がいつ死んでしまうかなんて誰にも分かりません。(100歳まで生きる可能性も高い!)
だからこそ、自分の人生を最大限に楽しむために、自分にとってのベストなバランスはどこなのか、徹底的に向き合ってください。ぼーっとしているほど、人生は短くありません。
大切な人にギフトを送ろう
自分のやりたいことにお金を突っ込んでいくことも大切ですが、ぜひ大切な人へギフトを送ってください。育ててくれた両親、お世話になった先生、いつも支えてくれる友人や恋人など、感謝の気持ちを誠心誠意伝えてみましょう。高級なものをプレゼントすればいいってわけではありません。お手紙をお花を送ってみたり、お菓子を送ったり、食事をしたり、気持ちが伝われば何でもいいと思います。今の自分があるのはこの人のおかげだなと思う身近な人に感謝を伝えるべく、自分のお金を捻出してみてください。
健康のメンテナンスにお金を使おう
とにかく疲れたら休んでください。ひどくなる前に治療してください。自分で自分を喜ばせる方法を何個も持っておいてください。
私達は自分に対して厳しくなってしまいがちです。もっと大切に労わっていいんです。心身の健康なくして、人生は楽しめません。楽しみを最大化するためにも自分自身のメンテナンスに一定のお金を使っていくことを忘れないようにしてください。
あなたは100億円ほしいですか?
あなたは100億円ほしいですか?(はい)
本当にほしいですか?(はい)
100億円もらえるとしたらなんでもしますか?(はい)
本当になんでもしますか?(はい)
では、100億円を送る代わりにあなたの手足をいただこう。(えっ….)
もし、こんなことになってしまうとしても100億円ほしいですか?
絶対に嫌ですよね。私は嫌です!
つまり、私達は心身の健康があるだけで幸せで恵まれているんです。
多少のお金は生きていく上で必要ですが健康に勝るものはありません。自分の健康に感謝して、今を充実させるために工夫を重ねていきましょう。
まとめ
- 学びにお金を使おう
- 本を買おう
- 計画を立てて経験を買おう
- 大切な人にギフトを送ろう
- 健康への投資をしよう
以上がここまでの内容です。
少し長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか?これからも一緒に活躍していく(新)社会人の皆さんにとって参考になるものがあったとしたら嬉しく思います。春の新生活、皆さんで頑張っていきましょう。
それではっ!