こんにちは！トムさんです！
最近、NISAについての質問を受けたのでまとめていきます。
結論、NISAを通じてお金（自分）と向き合うことで、人生の目的も見えてくるようになると思っています。
正直面倒なこともありますし、お金も人生も誰かが決めてくれたら楽なのに。けど、自分の人生に責任を取ってくれるのは自分しかありません。
自分や大切な人を守ったり、より豊かに生きていくためには健全な知識やスキルを身に着けて軽やかに暮らしていきたいですね。
どの金融機関を選ぶべきか？
金融庁ホームページの「つみたてＮＩＳＡ取扱金融機関一覧について」を確認すると、2023年12月時点で610社の金融機関がつみたてNISAの取り扱いをしているようです。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20180126-1.html
家族や友人が関係者の場合は、親しみのある機関を選択することもあるかもしれませんね。それにしても610社はあまりにも多いと感じます。それぞれが金融のプロですし、様々な形で一般消費者へマーケティングをしてくるのは当たり前といえば当たり前です。
ですが、特別な思い入れがない場合は「ネット証券」をオススメしたいです。
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
2月13日はNISAの日ということで新聞記事にも出ておりましたが、新規証券口座の開設のうち9割はネット証券のようです。店舗や窓口がある機関が悪いとは言いませんが、彼らもビジネスとしてやっていますので、立派な建物の家賃や広告費を回収するための手数料を稼ぐ必要があります。
その点、インターネットを使った証券会社は、余分な固定費を省くことができますし、自分に関係のない売り込みを受ける可能性も低くなります。
投資目的をハッキリさせよう
「みんながやっているから」「やらないと損するから」「やった方がいいらしい」というだけで安易にスタートしない方がいいと私は思っています。
なぜなら、年齢や家族構成、収入や支出など、千差万別だからです。
例えば、目の前の生活で精いっぱいで貯金も難しい人が投資をしようとするのは良くないと思います。まずは生活の安定稼働や収入アップが見込める状況を作ったり、収入の範囲内で暮らせる状態になったら、検討してもいいかもしれませんね。
あるいは、退職金やボーナスなど、まとまったお金が一気に入ってきたから、とにかく投資に突っ込みたいという発想も危険です。年金と貯蓄を切り崩しても十分に暮らしていけるのか、家の修繕や健康状態によっては医療費がかかる場合も多くなると思います。そのようなシュミレーションもした上で余剰資金があるなら投資してもいいかもしれません。
お金の使い方は人それぞれで、その人の人生がそのまま反映されます。
それでもNISAをやりたいんだということであれば、失ってもいいと思える金額の範囲内からスタートするのがいいかもしれません。月1,000円なら年間で12,000円です。この許容度は人によってことなりますから、真剣に検討しましょう。
基本は長期・積立・分散
つみたてNISAで投資信託を購入するときは「長期・積立・分散」が基本とされています。1社の株式会社に数千万を投資して、もし倒産してしまったら資産を失うことになってしまいます。それを日本全体、アメリカ全体、世界全体という風に、市場に広く分散させれば倒産のリスクを軽減することができます。
もちろん、リーマンショックやコロナショックのような世界経済に打撃を与えるようなタイミングは必ずどこかで訪れます。それでも人類は経済を立て直してきました。この先もずっと資本主義経済が続くか誰にも分かりませんが、金融市場や経済が急になくなるというのも考えにくいと言えます。
長期・積立・分散を前提として投資は適正なリスクの範囲内と考えられますが、それでも株は怖いという人もいると思います。それは良く分かります。株式市場が壊滅したとして、国家はどうでしょうか？
株式会社や経済が低迷したとして、日本という国やアメリカという国が急に滅亡する時は来るでしょうか？なかなか想像できないですよね。。。
とことん株式のリスクを嫌う場合は、国が発行している国債の購入を検討してみるのもいいかもしれません。簡単に言えば、国にお金を貸して、特定の期間が過ぎると利子を多目にもらえる仕組みです。
株式市場は確かに低迷のリスクがありますが、国家破綻はもっと可能性が低いと思います。
まとめ
NISAと日々向き合うことは、自分の支出を把握して人生どうありたいかと向き合うことにつながります。1度決めた内容でも、数年経過すれば変化するものです。それをリバランスさせながら、自分の人生の目的にあった手段を選択し続けたいですね。それではっ！
