こんにちは!トムさんです!
「小学生へのおこづかい明細書~略~」というニュースを見て、共感や感動の気持ちになったのでご紹介したいと思います。(下記リンクが該当記事)
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b761d0885a4f916a15f6a184ea54de3a654644
簡単に言うと、小学生のお子さんへのお小遣いに、明細を添えているというものです。この明細が、まるで会社員の給与明細のような作りになっていて非常に面白いんです。
ぜひ、実際の記事や画像をチェックしてほしいです。
この記事に対して、簿記やFPを取得している私ならではの視点で解説していきたいと思います。
お金の勉強は早い方が良い
知識やスキルを身に着ける勉強は早ければ早いほど良いと思っています。なぜなら、それらを活用する機会が多くなるからです。(要するに、働いて稼いだり、世の中に還元したりする回収期間が長い方が有利ということ)
それは、お金の勉強についても言えると思います。2024年から新NISAが始まったり、2022年からは高校の家庭科で金融教育が始まったりしています。今の社会人の多くの人は、まともにお金の勉強をする機会がありませんでした。だからこそ、早い段階で自分なりに理解をすることが大切です。
そんな中、子育てをしながら「お小遣い明細書」で一緒にお金を学んでいくのは、なんて素晴らしい教育なのだろうと感じました。親からもらうお小遣い、祖父母や親戚からもらうお年玉、「お金もっとほしいな」と子供なりに誰もが一度は感じたことがあるはずです。そのお金が社会ではどのような構造になっているのか、お小遣い明細書でちょっとずつ勉強ができるはずです。
お小遣い帳のススメ
かつて、8歳で簿記3級に合格した男の子の話を記事で読んで、簿記の概念でお小遣い帳を作ることをオススメしていました。
お金に興味があって、収支計算をするのが楽しいと思える子は取り組めると思うのですが、多くの子が継続できるかは分かりませんよね。しかし、学校の授業と同じようにしつこく繰り返しているうちに身に付く知識もあるはずです。それが毎月の「お小遣い明細」だなと思って、とても感動しました。なんとなく目を通したり大人から聞いたりしているうちにレベルが上がっていたということはあると思います。
多くの大人はお金を学んでいない
多くの大人は、給与明細の中身(控除)、源泉徴収票の内容、年末調整や確定申告についてよく分かっていません。それも仕方ありません。難しいですし誰にも教わってないのですから。だからこそ、子供達には早い段階で理解してほしいし、私達大人も一緒に学んでいかなければなりません。
総収入や手取り、控除などを勉強すると、「ふるさと納税」や「確定拠出年金」についても強くなります。特にふるさと納税は、やらないと損ですし誰でもできる節税策です。
まとめ
お小遣い明細のニュースから、金融教育や大人が行うべきアクションまで考察してきました。資本主義社会で生きていく上で、お金の知識はとても役に立ちます。子供から大人まで1人でも多くの人達が教養を深めて、幸せな人生を送っていきたいですね。私もお小遣い明細のようなアイディアを考案できるように頑張っていきます。それではっ!