こんにちは!トムさんです!
先日、会社の後輩からこんなことを言われました。
「学生時代に簿記の勉強をやったことがあるんですけど、合わなかったんです。。。」
これ、非常によく分かります。
簿記の概念が合うっていう人もいるかもしれないですが、大体の人は「意味わかんない」ってなるのが普通だと思います。
ただ、意味が分かんないなりに一定の水準まで到達することが可能だと考えています。
簿記の勉強に挫折してしまったり、これから挑戦しようとしている人たちの参考となれば嬉しく思います。
世の中は知らないことの方が多い
「世の中」と範囲を広げすぎているかもしれませんが、私達は知らないことがあまりにも多いと感じます。そこそこ人生経験があるはずなのに、読み方が分からない単語や熟語って必ず出てきませんか?誰かの苗字でさえも、聞いたことのない珍しい名前ってあったりするもんです。
日本に生きて日本語を使って暮らしていても、知らない言葉や概念はたくさん出てきます。
今まで全く触れることがなかったとすると、簿記や会計の言葉が簡単に分かる方が変です。
スポーツ観戦をするにしたって、そのスポーツに興味がなかったりルールが分からないと何が起きているのか分からないのと一緒です。
詳しい人に解説してもらったり、説明を読んだりしてちょっとずつ雰囲気を掴んでいくのだと思います。
簿記の勉強で言うと、私は社会人なのに借方・貸方の読み方さえ分かりませんでした(笑)
知らないことは知らないし、分からないことは分からない。それでいいんです。
それを受け入れた上で対策を考えればいいだけです。
世の中は続かないことの方が多い
3歳くらいの年齢になると、だれでもアンパンマンのことが好きになるのに、大人になるとそこまで興味をもたなくなりますね。(今でもファンの人はごめんなさい)
野球で言うと、イチロー選手や松井秀喜選手は永遠にプレーしていそうだったけど引退しました。今を輝く大谷翔平選手だって、いつか必ず現役を引退する日がやってきます。
何かに対する興味関心を永遠に継続させるということの方が難しいと思うのです。
だからこそ、少し苦痛の伴う学習は簡単に挫折してしまいがちです。
「こんなことやっていていいのかな?」「もっと楽しいことやっていればいいじゃん」「勉強したって意味なくない?」「何の役に立つの?」「資格あればいいってもんじゃない」
言い出したら切りはないですが、私達は何かと「やらない理由」「やらなくていい理由」を探す名人だったりします。ラクをすることは悪ではありませんが、ラクな方に流れてしまうのもよくあることです。
そういう前提のもとで、期日を設けたり、小さなステップを作っていく必要があるのだと思います。
世の中は失敗することの方が多い
仕事や勉強の優先順位は失敗しながら変化していきます。
テスト勉強や受験勉強を第一優先に置いていたのに、大好きな人との時間大切にしていたら点数が下がってしまった。なんていうのはよくある話だと思います。
勉強すると決めたら、そのことだけを遂行できればいいのですが、そんなに簡単ではありません。
寝ないといけないし、お腹はすいて食べないといけないし、ふと気が付いたらスマホの世界に入ったりするし、何かと毎日が忙しいのが現代人です。
寝食忘れて没頭するというのは、それはそれで素晴らしいことですが、長続きはしません。必ずオンとオフの時間があって、切り替えのタイミングがあるものです。
1回で優先順位がバチっとハマればいいのですが、あれがいいかな、これがいいかなと試行錯誤しながら変化していきます。
簿記の勉強でいうと、得点できないのが当たり前です。自分の生活に今までなかったものを取り入れるわけですから、大変に決まっています。
それも、今までの生活を継続させながら新しいものを学習していくのですから上手くいくはずがありませんよね。
何事も失敗をちょっとずつ微調整しながら精度を向上させていくしかありません。
後退しなければいつかはうまくいく
東京から大阪に行くには、西に進み続ければ到着します。しかし、東京から大阪に行きたいのに北に進み続ければ青森や北海道にたどり着くだけです。
「簿記3級をとりたい」という目的地を定めたのであれば、簿記3級の目的地へ進み続けましょう。
そこに進み続けるためには、ここまでも書いてきたように、障壁があります。しかし、それを乗り越えて進みさえしていれば、いつか必ず辿り着きます。
ほんのちょっとでもいいと思うんです。参考書を1行だけ読む。関連動画を1分だけ観る。そんな小さな積み重ねを毎日していればできるようになります。
まとめ
少し抽象的な内容もあったかもしれませんが、簿記を勉強しようとしている皆さんのことを全力で応援しています。苦しかったり、投げ出したくなったりしたら、ここに逃げてきてもOKです。
正しい目的地と方向をセットして進み続けてください!それでは!